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2017.01.12
沙巴体育では、沙巴体育第2世紀ビジョンにある「日本」を知り「世界」を理解する人を育てる学園の実践の一環として、2013年度から「海外短期研修(マレーシア?就業体験研修)」を実施しています。
2015年度からは単位化が実現し、正課授業として展開しています。
事前研修、事後研修で学生達は、自分で調べたことや学んだこと、また、それに対して感じたことや気づいたことをプレゼンテーションにまとめて毎回発表し、フィードバックを受けて改めて考えるといったサイクルを継続していくことで、より学びを深めていきます。
今年度は、株式会社紀伊國屋書店?株式会社三越伊勢丹ホールディングス?日本航空株式会社?株式会社JTB?株式会社ファーストリテイリングの計5社にご協力いただき、合計15名(男子学生1名?女子学生14名)の学生が7月31日(日)~8月21日(日)の期間、マレーシアでの研修に参加しました。
研修の概要については以下の通りです。
1. 事前研修
職業意識などの確認を行うと共に、キャリアセンターのサポートのもと、社会常識、仕事の進め方、社会人マナー講座やインターンシップ先の業界?企業研究を実施しました。
また、国際センターのサポートのもと、英語でのディスカッションやプレゼンテーション能力を伸ばすため、国際交流科目の履修をするなど、現地での学びを最大限にするための学習を進めました。
2. 現地研修
現地語学研修 8月1日(月)~12日(金)
マレーシアで最も古い理工系国立大学であり、アジア大学ランキングでもトップ100に入る名門大学であるマレーシア工科大学(1972年設立)において、現地学生とのコミュニケーションの時間を多分に含む英語研修を受講しました。語学だけではなく現地の文化を学ぶ機会となり、その後のインターンシップにも活かせる多くの学びを得る機会となりました。
現地企業インターンシップ 8月8日(月)~19日(金)(企業によっては15日(月)~19日(金))
前述した5社の現地企業にてインターンシップを行いました。各社ともに密度の濃い充実したインターンシップをご用意いただき、学生それぞれの学びや社会経験を得ることができました
3. 事後研修?事後報告会
帰国した後、キャリアセンターの指導のもと、学生達はマレーシアで学んできたことを整理し、今後の学生生活、ひいては自身の生き方を含めたキャリア形成について考えを巡らせました。
その後、グループ毎にプレゼンテーション(パワーポイント)を作成し、お世話になった各企業の本社を訪問(11月下旬から12月初旬)し、多くの皆様にお聞きいただける中で報告会を実施しました。温かいお言葉をいただけることも多く、学生達は大変感激していたようでした。
沙巴体育が提供する上記プログラムでは、単に学生を送り出して就業体験をして終わりとするのではなく、学生の学びをより深めるためにも、その前後で事前研修?事後研修を丁寧に行っています。そのため、学生達にとっては大変長く(計8ヶ月超)負荷のかかるプログラムとなっておりますが、最後まで意欲的に取り組んだ学生達は、その学びも大きなものとなっているようです。
今後は、本プログラム内容のより一層の充実を図ると共に、ご協力いただく企業の拡充および研修地?受入人数の増加を目指し、プログラムの精錬を行っていく予定です。
沙巴体育キャリアセンター