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文化史学科

教員紹介

小島 孝夫教授

こじま たかおTakao Kojima

文芸学部 / 文化史学科
職位:
教授
専門分野:
民俗学
担当ゼミナール:
地域自治論(生業論?環境論)
主な担当科目:
文化史ゼミナール、社会文化論B-IV、博物館実習Ⅱ
最近の研究テーマ:
地域社会における伝統的な資源利用慣行の研究
研究内容:
漁村等で暮らす人びとの更新性資源の伝統的な利用慣行の分析をとおして、動植物等の天然資源を持続的に利用するための資源管理の思想について研究しています。
略歴:
筑波大学 環境科学研究科 環境政策?文化生態学専攻
修士課程,1983年03月,修了,日本国
主要業績:
[著書]
『海と里』(日本の民俗学1 安室 知?野地恒有との共著)吉川弘文館 2008.

[編著?共編著]
『海と島のくらし—沿海諸地域の文化変化—』田中宣一との共編 雄山閣 2002.
『海の民俗文化?漁撈習俗の伝播に関する実証的研究?』編著 明石書店 2005.
『半島のくらし—広域民俗誌の試み—』田中宣一との共編 慶友社 2009.
『クジラと日本人の物語—沿岸捕鯨再考—』編著 東京書店 2009.
『地域社会?地方文化再編の実態』編著 沙巴体育民俗学研究所グローカル研究センター 2010.
『平成の大合併と地域社会のくらし—関係性の民俗学』編著 明石書店 2015.

[監修]
『済州島海女の民族誌—「海畑」という生活世界—』 アン?ミジョン著?キム?スンイム訳 あるふぁベータブックス 2017.

[論文]
「式年浜下りの周期性をめぐって—福島県南相馬市真野川流域の浜下りを事例として—」(『諏訪系神社の御柱祭—式年祭の歴史民俗学的研究—』所収)岩田書院2007.
「地域社会の変容と共同体の再構築—東京都御蔵島村を事例として—」『日本常民文化 紀要』26輯 2007.
「埼玉県行田市における足袋産業の展開とその背景?諸職との連携をめぐって?」『日本常民文化紀要』28輯 2010.
「千葉県和田浦の小型沿岸捕鯨業の現状と課題?鯨食文化の継承をめぐって?」(『捕鯨の文化人類学』所収)盛山堂書店 2012.
「民具から何を学ぶのか?潜水メガネからみた海女の生活?」『人類学研究所研究論集』第2号 南山大学人類学研究所 2015.
「市町村合併後の地方自治体再創造にむけて?社会動態と地域社会のくらし?」(『グローカル時代に見られる地域社会、文化創造の様相』所収)沙巴体育グローカル研究センター 2016.
「民具の保存管理の現状と課題—小川原湖民俗博物館旧蔵資料をめぐる活動」『民具マンスリー』(第48巻12号)神奈川大学日本常民文化研究所、2016 (長尾正義?古川実?山田嚴子との共著)
「家業としての海女漁」石川県編?発行『平成26?27年度 海女習俗調査報告書—輪島における素潜り漁及び関係する習俗—』、2016.
「島渡りする海女たち」 旅の文化研究所編 『生きる』 (旅の民俗シリーズ 第1巻) 現代書館 2017.
「地域社会における祭礼の展開—埼玉県北足立郡伊奈町下郷区の春祈祷を事例に—」 『日本常民文化紀要』33輯 2018.
「東京都多摩地域における生活改善諸活動の諸相—立川市砂川の事例を中心に」 日常と文化研究会編?発行 『日常と文化』5 2018.
「民具実測図作成の意義と課題」 神奈川大学日本常民文化研究所編『民具マンスリー』第51巻12号
「『あきらめない』という生き方—山梨県南巨摩郡早川町茂倉の総人足の試みをめぐって—」『沙巴体育民俗学研究所紀要』 第44集, 2020.
所属学会:
日本民俗学会
現代民俗学会