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文芸学部

教員紹介

岩田 一正教授

いわた かずまさKazumasa Iwata

文芸学部 / 学部共通教員
職位:
教授
専門分野:
教育学、日本近現代教育史
主な担当科目:
教育原論I?II、教師論、教育方法学など
最近の研究テーマ:
マス?メディアによる教育事象に関する表象の分析
研究内容:
1890年代半ばから1990年前後までを対象時期として、新聞、総合雑誌、教育雑誌、ドキュメンタリー番組などのマス?メディアにおいて、教育に関する事象がどのように論じられたのか、そしてその論じ方はどのような論理を有するものであるのか、またその論じ方は当該時期の政治、経済、社会、文化状況といった歴史的な構造や状況とどのように相関していたのかということを分析しています。教育に関する人々の言説実践を分析することを通じて、教育政策、教育制度、教育思想によって構築された学校教育の世界を人々がどのように意味づけ、生きたのかを、言い換えれば、政策、制度、思想に還元し切ることのできない日本近現代教育の歴史を考察しようとしています。
略歴:
2000年 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
2016年 博士(教育学)(東京大学)
主要業績:
[著書]
岩田一正『教育メディア空間の言説実践—明治後期から昭和初期までの教育問題の構成—』世織書房、2018年2月。
金井香里?佐藤英二?岩田一正?高井良健一『子どもと教師のためのカリキュラム論』成文堂、2019年3月。
[論文]
岩田一正「1966年から1980年までの教育言説—高校入試を中心として—」『成城文藝』第248?249号、2019年9月。
岩田一正「外国につながる子どもたちが遭遇する困難—ドキュメンタリー番組を中心に—」岩田一正編著『「環境資源」に見られるグローカル現象の動態』沙巴体育グローカル研究センター?民俗学研究所、2021年3月。
その他の業績は、下記を参照されたい。
https://researchmap.jp/kazumasa2003
所属学会:
日本教育学会、日本教師教育学会、日本カリキュラム学会、日本社会学会、日本矯正教育学会