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政策イノベーション学科

教員紹介

内田 真人教授

うちだ まひとMahito Uchida

社会イノベーション学部 / 政策イノベーション学科
職位:
教授
専門分野:
日本経済、金融イノベーション、フランス
主な担当科目:
日本経済論、金融イノベーション論、日本金融論
最近の研究テーマ:
日本の競争力強化、過去に学ぶ、組織を変える、未来の金融イノベーション
研究内容:
今、日本に真に求められているものは何でしょう?それは単に努力するではなく、AIに過度に頼るでもなく、「人間優先の考え方で日本の将来ビジョンをデザインし直し日本の競争力を高めていくこと」ではないでしょうか。この視点で私は3つの軸から研究しています。第1は「過去」に学ぶ。1990年代に無理と思われたユーロを誕生させたフランスのリーダーの研究です。2022年からフランスの公文書館で文献調査し、成果は日本EU学会で発表する予定です。第2は「組織」を変える。現業務を行いながらイノベーションをどう実現するか地方銀行を研究しています。理論的な整理と役員面談で考察し、地銀協の研究会で発表します。そして第3は「未来」を考える。金融の改善でなく、金融イノベーションは本来どうあるべきかゴールを考え、金融サービスの現状評価と取り組むべき課題を模索しています。大きなテーマですが大事なので、学会や他大学の研究会でも活発に意見交換しています。
受験生へのメッセージ:
みなさんは金融に縁が薄いことでしょう。今、急速に金融と非金融の壁がなくなりつつあります。AIで最も多いのが金融分野(フィンテック)、この傾向は続きます。不便と思うことを解決し、あったらよいと思うことを実現し、誰もが暮らしやすい豊かな社会の実現に向けて、若者の発想は金融で無限の可能性に繋がります。一緒にアイデアを練り、将来、皆さんが先導役となってぜひ日本の豊かな社会を実現させてください。
略歴:
1978年3月 東京大学卒業、日本銀行入行
パリ政治学院留学、パリ事務所主席駐在員、那覇支店長、金融市場局参事役、調査統計局審議役等を経て
2007年4月 沙巴体育教授(2013年4月ー9月フランスENSL客員教授)
【社会的活動】
日本金融学会理事(2016年4月より現在)、財務省国立印刷局評価委員(2014年4月より現在)
主要業績:
研究者情報参照
所属学会:
日本EU学会、日本金融学会、金融構造研究会