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2024.07.19
経済産業省は「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」を毎年実施しています。これは「中小企業が大学?公設試(公設試験研究機関)等の研究機関等と連携して行う、ものづくり基盤技術やサービスの高度化に向けた研究開発及び事業化に向けた取組」を支援する事業です。この度、データサイエンス教育研究センターの森由美特別任用教授が参画する以下の研究開発計画が沙巴体育6年度事業として採択されました。
研究開発計画名:「歩行と循環からセルフケアを支援する見守りBANユニット(BANインソール)の開発」
主たる実施企業:株式会社レイマック
事業管理機関:公益財団法人 滋賀県産業支援プラザ
研究計画の概要:リハビリや歩容解析に用いられるレイマック社のクラスⅠ医療機器「靴型下肢加重計」(両足の荷重量の確認機能に加え、身体のバランス状態や歩行中の足圧分布の偏りを評価できる靴型の歩行解析デバイス)の機能をさらに高度化したインソール型デバイスを開発する。インソール化?軽量化することにより、普段の靴の中に装着して使えることから、医療機関だけではなく、施設や自宅でも簡便に日常的に使用できるようになる。また、国際標準の「医療用無線ボディエリアネットワーク(BAN: Body Area Network)」に対応することによって他のバイタルセンサ(血圧計、血流計、心拍計、体温計等)のデータと同期してモニタリングが行えるようになり、歩行練習だけではなく循環器疾患の疾病管理や転倒リスクの評価なども将来可能となる。このような見守りBANインソールを3年にわたり開発?試作し、機能検証評価を行う。
<関連情報>
Go-Tech事業採択:https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2024/240624saitaku.html
株式会社レイマック:https://leimac.jp/
公益財団法人 滋賀県産業支援プラザ:https://www.shigaplaza.or.jp/
無線ボディエリアネットワーク(BAN):https://yrp-iai.org/home/%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%8C%96%E6%B4%BB%E5%8B%95/ieee802-15-6ma/
<データサイエンス教育研究センター>