沙巴体育

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  • 2025.10.15

    【データサイエンス】ワークショップ「生成AI活用講座」を開催しました

データサイエンス教育研究センターは、9月2日(火)?3日(水)の2日間にわたって「生成AI活用講座」と題したデータサイエンスワークショップを開催しました。NTT東日本より阿部 雄太氏と川村 響氏を講師としてお迎えし、またTAとして2名の社員の方にもお越しいただき、生成AIを用いたテキスト生成、音声生成、画像生成、動画生成の基礎から教えていただき、最終的には沙巴体育のPR動画を生成AIを用いて作成しました。

1日目の午前は、「生成AIとは?」「プロンプトエンジニアリングとは?」「生成AIに潜むリスク」など、適宜ワークを交えながらの講義形式で進められ、午後からはいよいよ本格的なワークになり、テキスト、画像、動画、音声を生成AIにより作成し、作成した動画と音声を結合させる作業を行いました。これら一連の作業の中で、「AIは賢いけれど、それを導くのは扱う人間次第」「AIに何をさせたいか、誰に届けたいか」「自分が望んだ結果を導くために、AIにどのように指示すればよいか」など、常にAIを扱う人間側として意識しなければならないことをアドバイスいただきました。また、課題解決のプロセスに重要な「デザイン思考」についても教えていただき、1日目の講座は終了しました。
2日目は、2グループに分かれて「沙巴体育のPR動画」を作成するワークを行いました。
それぞれのグループで「誰に届けたいか」を具体化した「ペルソナシート」、そして対象者の感情面や背景をより深く考察するための「共感マップ」を作成し、どのような動画ならその対象者に届くのかを、NTTの方やセンター教員のアドバイスをいただきながら作成しました。発表の場では、誰を対象にしたか、何をテーマにしたか、ということが具体的に示され、試行錯誤のうえ作成した約30秒間の動画が上映されました。学生からは、「自分が想定したような画像、動画を生成するのが難しかった」「時期や小物など、細かい設定を表現するためのプロンプトに苦戦した」など、悩みながらもチームで協働して1つのものを作り上げる難しさや達成感を味わったようです。またNTT社員の方、そして教員からは、社会に出てからも「デザイン思考」が重要になること、そしてAIが出来ることと出来ないことをきちんと認識したうえで、AIをどのように使用するかを考えることが重要である、との講評をいただき、盛況のなか2日間のワークショップが終了いたしました。

受講者には受講証明としてオープンバッジが発行されました。

  • 1日目の講師を務めた阿部 雄太氏
    1日目の講師を務めた阿部 雄太氏

  • 2日目の講師を務めた川村 響氏
    2日目の講師を務めた川村 響氏

講師陣や教員のアドバイスを得ながら、動画の内容をグループで検討

  • 作成した動画について発表
    作成した動画について発表

  • 上映後は質疑応答や講評
    上映後は質疑応答や講評

  • 参加した受講生、NTT東日本の講師陣、教員達と記念撮影
    参加した受講生、NTT東日本の講師陣、教員達と記念撮影

  • オープンバッジ生成AI
    オープンバッジ生成AI