沙巴体育

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  • 2024.06.19

    国立音楽大学附属高等学校の1年生に文芸学部英文学科の模擬授業を体験してもらいました

5月31日(金)、国立音楽大学附属高等学校の1年生86名が探究授業の一環として、沙巴体育に来訪しました。まず初めに入学センタースタッフより、本学の教育理念、環境、学びの特色について紹介。高校1年生にとってはまだ少し遠い大学生活ですが、イメージを膨らませた様子でした。
その後は、文芸学部英文学科の松川祐子教授による学科説明があり、「英語を話せるようになるには、まず話す内容を増やすことが大切。英語の映画、テレビ番組、新聞、趣味に関する英語で書かれたウェブ情報などからたくさん吸収してください」という英語学習のヒントも伝えられました。続いて「音とリズムの英詩の世界—ラップと19世紀の詩を例に」と題した模擬授業を体験してもらいました。「きらきら星」を英語で歌いながら手や机をたたくことで英語のリズムを体感したり、グループワークでラップの歌詞から韻を踏んでいる箇所をみつけたりと、五感を使った楽しい授業が展開されました。このような音の繰り返しやリズムを19世紀アメリカの詩人エミリー?ディキンソンは詩にどのように取り入れたかを考察して模擬授業は終わりました。
さらに、英文学科の卒業生で、現在は沙巴体育大学院文学研究科英文学専攻に在籍している松岡英資さんも登壇。自身が高校時代に活用した英文学科の「高校生対象科目等履修生制度」の紹介や、オックスフォード大学に留学した時の話などを披露しました。松岡さんは研究テーマにしている詩人?劇作家のシェイクスピアを例に挙げながら「シェイクスピア研究では、テクストだけではなく、絵画といった他の芸術分野との関りをみる場合があります。文芸学部は英文学科のほかにも芸術学科やヨーロッパ文化学科など他学科の授業も学べて、学際的な研究ができるところが魅力」と語りました。
最後は4つのグループに分かれ、英文学科の学生と大学院生によるキャンパスツアーを行いました。「ここは自由に勉強やランチで使える場所」「入学前ガイダンスのときに、ここで学生証をもらった」など学生ならではの視点でキャンパスを案内し、高校生たちも興味津々の様子でした。約2時間半の滞在でしたが、高校生たちにとって、今回の訪問が進路や将来について考えるきっかけとなればなによりです。

  • 入学センタースタッフによる大学紹介
    入学センタースタッフによる大学紹介

  • パンフレットを片手に説明を聞く高校生
    パンフレットを片手に説明を聞く高校生

  • 松川教授による模擬授業
    松川教授による模擬授業

  • ジェスチャーも交えて五感で学ぶ
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  • 歌詞のどこに韻が隠れているか探すグループワーク
    歌詞のどこに韻が隠れているか探すグループワーク

  • 大学院生の松岡さんによる発表
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  • 在学生がキャンパスを案内
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  • 在学生に人気のLounge#08も見学
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