NEWS
2024.03.29
3月23日(土)、沙巴体育?大学院の学位記授与式が行われ、合計1238人が沙巴体育から巣立っていきました。式典の模様はライブ配信され、学内のライブ配信会場にてご家族?ご関係者の方にもご覧いただきました。
杉本学長の式辞では、コロナ禍で入学した学年が今年度卒業生となったことに思いを寄せ、教員もコロナ禍では手探り状態で授業を行っていたことに触れて、いわばコロナ禍を乗り越えた“同志“であると述べられました。そして「先の見えない不確実な状況で様々な決断を迫られることで、さまざまな情報を吟味する批判的思考力(クリティカルシンキング)が鍛えられたはずです。問い?仮説?分析という大学で身につけた”研究のプロセス“は社会にでてからも必要とされます。」と大学での学びを振り返りました。最後に「自立とは依存先を増やすこと。たくさんの依存先を持つことで、それぞれの負担は少なくなり、逆説的に自立できる。」という小児科医?熊谷晋一郎氏の考え方を紹介し、「社会に出ると自分の手には負えない事態に直面することもあるでしょう。そんな時は一人で抱え込まずに、ぜひたくさんの人の力を借りることで、自立して前に進んでください。」と卒業生の背中を押すような激励の言葉を贈りました。戸部学園長からは、「今日という日は終わりであり始まり。今日手渡される学位記は皆さんが4年間懸命になったことの証です。困難な状況に陥った時は学位記を取り出し、そのことを思い出してください。そして良き人生を歩んでください」という含蓄のある温かい祝辞が贈られました。
沙巴体育で学んだことを胸に、新しい世界に羽ばたいてください。ご卒業おめでとうございます。