民俗学研究所
日本民俗学を中心に、歴史学、文化人類学、社会学、国文学、比較文化学などの隣接諸科学を取り入れた学際的な研究を目指しております。昭和52年度より共同研究を開始、数々の研究成果をあげております。現在の主な活動は、下記の通りです。
(1) 公開講演会
(講演会についてはイベント情報をご覧ください。)
昭和49年度より毎年1~2回開催。講演録は、『民俗学研究所紀要』に順次掲載。
(2) 所員研究例会
発表者は所員?研究員が中心で毎年2~3回開催。教員?大学院生対象の研究会。
(3) 学術講演会
学外?海外講師を招聘して不定期に開催。
(4) 共同研究
別記のようなプロジェクト研究で、昭和52年度より本格的に始動。研究成果は、刊行物の項に記載。
沙巴体育6(2024)年度の共同研究
研究テーマ | 代表者 | 期間 |
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地域社会の自律的存立に関する実証的研究 | 小島孝夫 | 沙巴体育3~6年度 |
林喜右衛門家所蔵資料の調査研究 | 大谷節子 | 沙巴体育4~6年度 |
「山村?海村?離島調査」の創造的継承と発展に向けた基礎的研究—新たなる0ポイントの構築に向けて | 小澤正人 | 沙巴体育5~7年度 |
差別?排除の民俗学的研究 総括と成果の出版 | 及川祥平 | 沙巴体育6年度 |
中村敬宇主宰の『同人社文学雑誌』(明治9‐16)についての研究 総括と成果の出版 | 陳力衛 | 沙巴体育6年度 |
中国における考古学研究の現状と課題 | 小澤正人 | 沙巴体育6~8年度 |
日本古代の支配制度と地域社会 | 鈴木正信 | 沙巴体育6~8年度 |
これまでの共同研究
研究テーマ | 代表者 | 期間 |
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民間信仰の調査研究 | 鎌田久子 | 昭和52?54年度 |
山村生活50年 その文化変化の研究 | 野口武徳 | 昭和59?61年度 |
山村生活の現代的変化と放送の役割 | 森岡清美 | 昭和62年度 |
山村生活50年 その文化変化の研究の追跡調査 | 森岡清美 | 昭和62~63年度 |
昭和期における食習俗の変化に関する予備的研究 -『日本の食文化』をふまえて- |
田中宣一 | 平成3~5年度 |
諸國叢書の調査と公刊 | 田中宣一 | 平成3~6年度 |
南島資料等の再調査と解題の作成 | 山田俊雄 佐竹昭広 |
平成3~7年度 |
柳田國男とヨーロッパの民族学?民俗学 | 伊藤幹治 | 平成4~6年度 |
近代庶民生活と民俗 | 松崎憲三 | 平成6~8年度 |
南島資料等の再調査と公刊 | 伊藤幹治 | 平成8~10 年度 |
『日本の食文化』補遺篇の編集?出版 | 田中宣一 | 平成7年度 |
所謂『海村?離島手帖』の基礎的研究 | 田中宣一 | 平成7~8年度 |
『海村調査』『離島調査』の追跡調査研究 | 田中宣一 | 平成9~10 年度 |
文化史と歴史人類学の新たな節合の可能性-帝国主義?植民地主義?ポストコロニアルの文化研究を中心に- | 小田亮 | 平成9~11 年度 |
沿海諸地域の文化変化の研究 | 田中宣一 | 平成10~12年度 |
『沿海諸地域の文化変化の研究』の総括と成果の出版 <平成10~12年度の私学事業団「学術研究振興資金」を受けた研究のまとめ> |
田中宣一 | 平成10~12年度 |
都市の中の故郷-同郷者集団をめぐる民俗 | 松崎憲三 | 平成11~13年度 |
『日本霊異記』の研究 | 篠川賢 | 平成11~13年度 |
漁撈習俗の発生と変容に関する基礎的研究 | 小島孝夫 | 平成14年度 |
『都市の中の故郷-同郷者集団をめぐる民俗-』の総括と成果の出版<研究のまとめ> | 松崎憲三 | 平成14年度 |
地域社会の民俗変化の研究 | 田中宣一 | 平成14~16年度 |
現代日本の多元文化-在日越境者の定着?定住化過程に関する文化人類学的研究 | 上杉富之 | 平成13~15年度 |
『日本霊異記』の研究の総括と成果の出版 | 篠川賢 | 平成15年度 |
式年祭の基礎的研究 | 松崎憲三 | 平成15年度 |
漁撈習俗の伝播に関する実証的研究 | 小島孝夫 | 平成15~16年度 |
柳田國男とヨーロッパの口承文芸 | 高木昌史 | 平成15~17年度 |
式年祭の歴史民俗学的研究-諏訪系神社の御柱祭を中心に- | 松崎憲三 | 平成16~18年度 |
半島部民俗誌作成のための基礎的研究 | 田中宣一 | 平成17年度 |
「共同体」と「地域」という概念の再検討 | 小田亮 | 平成17~19年度 |
『三宝絵』の研究 | 小林真由美 | 平成17~19年度 |
半島部民俗誌作成のための実証的研究 | 田中宣一 | 平成18~20年度 |
「小京都」と「小江戸」-「うつし文化」の実証的研究- | 松崎憲三 | 平成19~21年度 |
江戸地誌の所在および諸本の影響関係に関する基礎的研究 | 宮崎修多 | 平成19~21年度 |
真正性という視点からの新たな「共同体」論の構築 | 小田亮 | 平成20~21年度 |
生活改善諸活動の実証的研究 | 田中宣一 | 平成21年度 |
『藤氏家伝』の研究 | 篠川賢 | 平成20~22年度 |
東洋美術コレクションの形成から見た文化移転の研究 | 小澤正人 | 平成21~23年度 |
人神信仰の基礎的研究 | 松崎憲三 | 平成22~23年度 |
民俗学研究所蔵の文献史料についての基礎的研究 | 外池昇 | 平成22~24年度 |
町村合併による社会?文化の再編に関する民俗学的研究—「平成大合併」を視野に— | 小島孝夫 | 平成23~26年度 |
寺社縁起の研究 | 平成23~26年度 | |
人神信仰の歴史民俗学的研究 | 松崎憲三 | 平成24~25年度 |
造形資料から見た前近代中国における信仰の諸様相 | 小澤正人 | 平成24~26年度 |
柳田國男主要著作の英訳?刊行に向けた基礎的研究 | 上杉富之 | 平成25~27年度 |
地域社会における関係性の変容に関する基礎的研究 | 小島孝夫 | 平成27~28年度 |
東アジアの聖地と造形—そのイメージ生成と伝播、変容をめぐって | 小澤正人 | 平成27~29年度 |
日本古代の氏(ウヂ)と系譜 | 篠川賢 | 平成27~30年度 |
『霊山と民俗信仰』の総括と成果の出版 | 山田直巳 | 平成29年度 |
地域社会における関係性の変容に関する実証的研究 | 小島孝夫 | 平成29~沙巴体育元年度 |
淺野太左衛門家旧蔵資料の総合的研究 | 大谷節子 | 平成29~沙巴体育2年度 |
中国における死生観の検討 | 小澤正人 | 平成30~沙巴体育2年度 |
感覚と感性の民俗誌にかんする基礎的研究-『The Sacred Self』翻訳を通して考える- | 川田牧人 | 平成30~沙巴体育2年度 |
地域社会における関係性の変容に関する実証的研究-循環的ソーシャルキャピタルの構築にむけて-(『地域社会における関係性の変容に関する実証的研究』総括と成果の出版) | 小島孝夫 | 沙巴体育2年度 |
軍人による自叙伝の研究— 長野県下水内郡栄村出身山田久太郎に注目して — | 外池昇 | 沙巴体育元~3年度 |
『浅野太左衛門家旧蔵資料の総合的研究』総括と成果の出版 | 大谷節子 | 沙巴体育3年度 |
日本書紀の成立と伝来 | 小林真由美 | 沙巴体育元~5年度 |
差別?排除の民俗学的研究 | 及川祥平 | 沙巴体育3~5年度 |
漢墓における造墓思想の研究 | 小澤正人 | 沙巴体育3~5年度 |
感覚と感性の民俗誌にかんする実践的研究—『The Sacred Self』翻訳から考える— | 川田牧人 | 沙巴体育3~5年度 |
中村敬宇主宰の『同人社文学雑誌』(明治9‐16)についての研究 | 陳力衛 | 沙巴体育5年度 |