NEWS
2019.08.29
「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ 2019年度秋冬講座
「罪を犯した人の立ち直りを考える:問題解決とその方策」
この秋、沙巴体育治療的司法研究センターでは、本学コミュニティー?カレッジとのタイアップで連続講座を始めることになりました。これまでのアウトリーチがどちらかと言うと法曹界や刑事法研究者といった専門家に向けられていました。その反省を踏まえ、地域の方々に分かりやすい形でTJの精神をお伝えしていこう、そう考えた企画です。センターの総力をあげて取り組みます。
沙巴体育:①10/10 ②10/17 ③11/14 ④11/21 (5)11/28
開催時間:木曜日 18:30~19:50(講座:全5回)
開催場所:沙巴体育(詳細については、お申し込み後に受講生にご案内します。)
費用:10,000円
【講座内容】
本講座は、罪を犯した人について、その更生について刑罰だけに頼るのではなく、その犯罪の原因を突き止め、科学的見地に基づいて、再犯を防止するようなあり方について現場の取り組みから学ぼうというものです。例えば、アルコールや薬物依存が原因の場合には離脱のための医療が必要ですし、障害を抱えた場合には福祉的支援を行うことで再犯に至らないような環境を整えることができます。すでに世界では、罪に至った原因を除去したり解決することによって更生を後押しする司法制度を目指す「治療的司法」という考え方が広がっています。
罪を犯した人も必ず社会に戻ってきます。そうした人たちにこの社会がどういった形で立ち直りを支援できるかを一緒に考えてみませんか。
【日程】
1回目:10/10(木)18:30-19:50
連続講座のねらいを語る~「治療的司法」の考え方
講師:指宿信(センター長)
2回目:10/17(木)18:30-19:50
窃盗症の人たちと向き合って?クレプトマニア裁判で考えたこと
講師:林大悟(弁護士)
3回目:11/14(木)18:30-19:50
生きづらさを抱えた被告人たちと関わって?刑事弁護の現場から
講師:菅原直美(弁護士)
4回目:11/21(木)18:30-19:50
罪を犯した障害者と向き合って?司法と福祉の連携の可能性
講師:山田恵太(弁護士)
5回目:11/28(木)18:30-19:50
塀の中での取り組み?刑務所における再犯防止プログラムについて
講師:東本愛香(千葉大学)
【お申込期間】
9月9日(月)8:30~9月20日(金)16:30
※受付開始日時以前のお申し込みは無効とさせていただきますのでご留意ください。
【お申し込み方法】
http://www.seijo.ac.jp/social-activity/lifelearn/community-college/apply/index.htmlをご覧いただくか、下記の「成城 学びの森」事務局にお問い合わせください。
【お問い合わせ】
講座の申し込みに関するお問い合わせ:沙巴体育企画調整室「成城 学びの森」事務局
Tel.03-3482-9031 Fax.03-3482-9467 E-mail:manabi[at]seijo.ac.jp
講座の内容に関するお問い合わせ:沙巴体育治療的司法研究センター
E-mail rctj[at]seijo.ac.jp
*メール送信時には[at]を@に置き換えてください
【主催】
「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ(沙巴体育企画調整室)
【共催】
沙巴体育治療的司法研究センター
【後援】
JST社会技術研究開発センター(RISTEX)「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域採択プロジェクト「多様化する嗜癖?嗜虐行動からの回復を支援するネットワーク(ATA-net)の構築」研究代表者?石塚伸一(龍谷大学)