「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
「日本でテレビの本放送が始まって55 年、テレビは様々な面で岐路に立たされていると言われています。
しかし、テレビは私たち「一般人」の文化の創造を担ってきたことも間違いないでしょう。テレビが、いかにして私たちの社会の中で文化を創造してきたかについて、テレビの歴史を振り返りながら検証し、テレビ文化と私たち「一般人」の文化の今について考えてみたいと思います。
各回テーマ
(1)「素人」産業としてのテレビの幕開け:テレビ観の形成
(2)テレビ観の転換点(その1):1970 年代のテレビ
(3)テレビ観の転換点(その2):1980 年代のテレビ
(4)「底が抜けた」テレビ:現代のテレビの状況と大衆
講師紹介
専攻 : 社会経済学?消費社会論?情報社会論?メディア論1971年秋田県生まれ。名古屋大学経済学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。淑徳大学専任講師を経て、2007年度より沙巴体育准教授。専門は社会経済学で、消費文化に関する研究が中心であるが、メディア文化にも研究領域を広げている。