「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
平安朝には真言宗と天台宗という二大宗派が成立しますが、ともに漢詩漢文と深い関わりを持っていました。
真言宗の創始者である空海はまた平安初期を代表する詩人でもありましたし、法会の場では漢文で書かれた文章が読誦されました。具体的に作品を読みながら、平安朝における仏教と漢詩文との関係を考えます。
各回テーマ
(1)空海
(2)出家した文人
(3)勧学会
(4)仏教漢文を読む(1)願文
(5)仏教漢文を読む(2)諷誦文
(6)仏教漢文を読む(3)廻文
講師紹介
専攻 : 日本漢文学1943年生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学を経て、2007年より沙巴体育文芸学部教授。漢文学を担当。
★ 受講生の声(アンケート抜粋)
◆ 先生がちょうどNHKラジオ講座「漢詩を読む」でも今年度担当されており、今まで知らない世界を毎回分かり易く解説して下さり、新たな発見を得られたばかりか、世界が広がった。見方を学んだとすら感じた。
◆ 温故知新、楽しく学びができ、感謝いたします。
◆ 知らないことばかりでしたので、勉強の機会を与えられてとても嬉しかったです。ちょっと専門的で難しかったですが。
◆ 日頃、この種の講義はどこでも行われていないようだから。