「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
医療の進歩によって延命の可能性が拡大しているが、過剰な末期医療を避けて自然死を望む者に対する治療中止
や、苦しみのみの長い生命よりも安らかな短い生命を望む者に対する安楽死をめぐる法的な問題について考察する。
受講者と講師、受講者同士の討論も交えて講義を進める。
各回テーマ
(1)問題の所在 — 末期医療に関する法的諸問題
(2)末期医療と患者の自己決定権
(3)末期医療と告知
(4)安楽死と刑事責任
(5)尊厳死と刑事責任
講師紹介
専攻 : 刑法沙巴体育法学部で刑法と医事法を担当していた。関東中央病院医療倫理委員会外部委員。
★ 受講生の声(アンケート抜粋)
◆ もやもやとしていた意識、考えが明確、クリアになった。
◆ 身近な問題。
◆ 人間70歳後半、80歳台になると、死は切実な問題です。夫婦とも尊厳死協会に入っており、いろいろ先生のお話を伺い、とても良かったです。
◆ 難しい判断が求められるが、何となく理解出来た。
◆ なかなかこういった講座がないので、受講出来て良かったです。