「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
ヨーロッパで生れた簿記の仕組を、そろばんやおつりの計算との関係などに触れながら、その根本的な考え方の特徴を明らかにする方向で話したい。そのあとで簿記?会計の世界を、洋の東西の違いを意識しながら覗いてみたい。
フランスの大学での講義体験なども紹介してみたいと思う。
各回テーマ
(1)簿記の仕組(1):「明算」の世界
(2)簿記の仕組(2):家計簿と企業会計
(3)資本主義と簿記:利潤発生についてのひとつの見方
(4)西洋の資本主義?日本の資本主義と簿記?会計
(5)最近の企業会計:実用主義哲学の世界
講師紹介
専攻 : 会計学(財務会計論)簿記や会計学の講義を長年に亘り担当して来ましたが、3月に定年になり、自由にその領域に関する話をしてみたくなりました。トゥルーズ第Ⅱ大学での1年間の講義体験も折々にお話してみたいと思います。トリビアが好きな私ですので???。
★ 受講生の声(アンケート抜粋)
◆ 専門学校での授業?技術の習得ではなく、簿記?会計の背景、考え方について、平易に解き明かして いただいたことが良かったと思います。
◆ 簿記会計の概念に触れることが出来たとともに、それを文化的な側面との関係性も含め知ることが出来て良かったです。
◆ 想像以上に充実した内容でした。
◆ 日本とヨーロッパの計算の違いを楽しく知る事ができ、年齢を忘れて学べました。
◆ 歴史的な要素が数多く、知見も広がったため。現実の経済の動きとの関連の話を聴くことが出来た。
◆ わかりやすい講義で大変ためになり、簿記の深さがわかった。また、講師の方の雑学も参考になった。