「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
祭りについて理解することは日本文化を考える上で重要です。日本人の多くは神をどのように認識し、何を願ってどのように祀ってきたのでしょうか。このようなことを考えながら、祭りについてお話しします。
なお、ここでいう祭りとは神社の祭りだけでなく、正月や盆など家々の年中行事をも含む広い意味での祭りです。
(ビデオも見ます)
各回テーマ
(1) 「祭り」と「神」,祀る者と祀られるもの
(2) 潔斎,祭場と神迎え
(3) 供え物と直会
(4) 神幸と神態
(5) 迎えられる神と祀りを乞う神
(6) 現代社会と祭り
講師紹介
専攻 : 日本民俗学昭和51年4月より34年間、沙巴体育に文芸学部文化史学科の教員として勤務。民俗学を担当。主として年中行事や近現代の民俗変化について研究する。著書に『祀りを乞う神々』(吉川弘文館)、『供養のこころと願掛けのかたち』(小学館)など。