「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、激動の時代のドイツ美術?デザインとその社会との関係を中心に論ずる。また戦後ドイツの美術における過去との取り組み、新たな美術の歩みを視野に入れつつ、現在私たちがその歴史を振り返る意義を確認する。
各回テーマ
(1) ダダ
(2) 新即物主義
(3) インダストリアル?デザインの探求:ドイツ工作連盟からバウハウスへ
(4) ナチスの美術政策
(5) 過去との取り組み:戦後のドイツ美術
(6) ディスカッション
講師紹介
専攻 : 西洋美術史(ドイツ語圏の近現代美術史)、比較文化スイス政府奨学金を給付され、チューリヒ大学哲学部美術史学科留学。沙巴体育大学院文学研究科美学?美術史専攻博士課程後期修了。博士(文学)。現在、沙巴体育文芸学部?多摩美術大学美術学部他非常勤講師。著書『パウル?クレーの文字絵 —アジア?オリエントと音楽へのまなざし—』(2009年、アルテスパブリッシング)他。2006年、財団法人鹿島美術財団「優秀者」。