「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
ヨーロッパ文化の源流である聖書とギリシア神話を読み、それらに題材を採った絵画作品を鑑賞します。文学と美術が交錯する濃密な世界を皆さんと御一緒に味わう予定です。テクストと図版を毎回配布いたします。
昨年度秋冬講座の続きですが、毎回完結した内容ですので、初めての方もぜひご参加ください。
各回テーマ
(1) エジプトのヨセフ(旧約聖書) — ポントルモ/他
(2) モーセの発見(旧約聖書) — ティエポロ/他
(3) ユディトとホロフェルネス(旧約聖書続編) — クリムト/他
(4) オルフェウス(ギリシア神話) — モロー/他
(5) アリアドネー(ギリシア神話) — カラッチ/他
(6) ペルセウスとアンドロメダ(ギリシア神話) — バーン=ジョーンズ/他
講師紹介
専攻 : ドイツ文学、比較文化
専攻は18?19世紀ドイツ文学(ゲーテ、グリム兄弟他)。伝承文学、美術批評等を研究しています。文学と美術の関係に特に関心があります。
著書に『グリム童話を読む事典』(三交社)、『柳田國男とヨーロッパ』(編著)(同)等、編訳書に『ゲーテと歩くイタリア美術紀行』(青土社)、『世紀末芸術論』(同)等。