「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
日本映画における伝説的女優?原節子の出演作から、傑作、人気作、珍しい作品を取り上げ、画面を具体的に見ながら台詞、演技、演出等を分析し、その美と存在感がいかにスクリーンに刻まれているか、各作品ひいては日本映画史や当時の社会においていかなる役割を果たしたかを考察します。
※受講生の方には講義の一環として、午前中に映画を視聴(無料)していただきます。
※上映時間の都合上、(2)6/11のみ9:00スタートとさせていただきます。
各回テーマ
(1) 清らかな乙女
(2) 青春の美しき象徴
(3) 心の機微を表す
(4) コミカルな魅力
(5) 永遠の女性
講師紹介
専攻:映画美学?映画理論
「映画は美を生ぜしめる」と述べたエリック?ロメール監督を中心に、仏ヌーヴェル?ヴァーグと、彼らが敬愛したヒッチコックやジャン?ルーシュの作品を研究してきました。それらの作品を観る度にますます、映像と世界の「美」に心惹かれます。
共著に『映像人類学』(せりか書房)、共訳に『ヒッチコック』(インスクリプト)、『北欧の舞台芸術』(三元社)。