「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
15世紀末から16世紀にかけて、アルプスの北方に花開いたルネサンス美術を、関連する文学テクスト等を読みながら、鑑賞します。今回はドイツの画家デユーラーとクラーナハの作品を対比列伝のかたちで比較する予定です。テクストと図版を配布します。
各回テーマ
(1) 序+旧約聖書
(2) 新約聖書
(3) 聖者伝
(4) 神話画
(5) 歴史画
(6) 肖像画
講師紹介
専攻:ドイツ文学、比較文化論
ゲーテとロマン派を中心にしたドイツ文学が専門ですが、近年は特に、神話?伝承と美術の関わりに関心を持っています。文学と造型美術が交錯する濃密な世界、それを歴史や思想を背景に解読する作業を試みています。
編訳書『美のチチェローネ』J?ブルクハルト、青土社/『世紀末芸術論』ジンメル他、青土社、等。