沙巴体育

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  • 2022.10.05

    「グローバル視点のライフデザインワークショップ」第2回、第3回を行いました

今年7月から実施をしている沙巴体育中高大連携プログラム「グローバル視点のライフデザインワークショップ」(全5回)の第2回と第3回を夏休みに行いました。第1回の報告はこちら
本プログラムは、沙巴体育が中高大一貫校という利点をいかし、異なる学年?年齢の生徒や学生が混ざり合い、グローバル視点で自身の近い将来をデザインすることを目的とした全5回構成のワークショップです。

第2回のテーマは「グローバルに活躍するために必要な要素を構造化する」。グローバルに活躍と一口に言っても、様々な定義ができます。 「グローバルに活躍する」の意味を言語化し、それを踏まえて今できることは何かについて考えました。
第3回のテーマは「グローバルに活躍するペルソナ設定」。将来像を具体的に描き出すことや、その理想を現実的なアクションに落とし込む作業を行いました。

今後実施する第4回と第5回は、これまでに行ったワークショップを踏まえて、「沙巴体育を『世界一』にするために必要なたったひとつのこと」というテーマで、中高生が最終プレゼンテーションに取り組みます。沙巴体育理事長、教職員、グローバルに活躍する卒業生が、実社会のビジネスコンテストと同様に、実現可能性、独自性、成城らしさ、プレゼン力の4項目を評価し最優秀チームを決定します。
中高生ならではのフレッシュな視点で沙巴体育の未来に本気で向き合うチャレンジに、最終プレゼンテーションが楽しみでなりません。

参加した中高生、大学生TA、ファシリテーターからは下記の様な感想が寄せられました。

中高生

  • 海外との文化の違いに関してアイディア出しをしていた際に、海外=アメリカや西洋のイメージが強く次第にアイディアが尽きてきたが、「韓国やタイなどとアジアの国や南米の方の国ではどうだろう?」と大学生TAから発問され、視野を広げて考えることができるようになった。
  • グローバルに活躍するためには、単に海外の文化や生活を知るだけではなく、自国(日本)のことをもっと知り、それらを発信していくことが必要だと考えた。 
  • 概念的なものを言語化してまとめるのは慣れてきたが、具体的に自分の将来ビジョンに落とし込んだり、すぐに行動できるものを考えることはまだ難しい。今回の段階的なアイディア出しでとてもいい練習になった。グループで話し合いながら自分の意見をまとめることで新たな発想も加わったので楽しかった

大学生TA桜井さん

  • 第2回は前回のセッションに参加した生徒さんもかなり苦戦する内容でした。その分だけTAである私も力量を問われる時間でもありました。最初は意見が全く生徒側から出されなかったのですが、こちらが一つ具体的なアイデアと方向性を示してからはエンジンがかかったようでどんどんと意見と議論が進みました。最終的にはTAとしてではなく同じ学生として意見交換できるレベルまで内容の深掘りが到達しており、私と同じ学年の大学生よりも優れた思考回路を持っているなと驚かされました。

ファシリテーター穴本玲奈さん 文学研究科卒。Rootin’メンバー

  • 世界で活躍すると聞くと遠い将来の話のように感じてしまいがちですが、マインドセットを変えれば明日からでも、成城にいる今からでも実現可能だということを実感していただけたなら幸いです。夏休みの中の開催でしたが、アンテナを高く張って多くを吸収しようとする中高生の意欲的な姿勢を目の当たりにし、大変誇りに思いました。ワークショップを実施している私も非常に多くのことを学べています。

Rootin'について

Rootin’は「成城」にルーツ(Root)を持つ仲間を応援(Rooting)するために2020年に有志で設立された完全会員制/紹介制の成城限定の組織。現中高生/大学生(成城大/成城卒他大)/成城卒社会人の繋がりを強め?活性化するためのプラットフォームの提供および様々な企画を実施しています。
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