「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
講義では、住宅市街地(住宅地)を読み解く視点を提供していきたい。初回は、地元の世田谷区と成城の街の状況を基礎的データからみる。第2回では、住宅市街地は成り立ちや開発手法で分類されるが、そのタイプごとの特徴を紹介する。第3回では、住宅市街地の特性をきめる建築のきまりやエリアごとのルールを考察する。第4回では、住宅市街地のサステイナビリティの鍵が「住環境マネジメント」にあるとし、ここちよさや環境?低炭素都市づくりの点から?みどり?づくりが、高齢者?障害者?子育てファミリーを気遣い?バリアフリー、ユニバーサル?デザイン?が、暮らしの安心?安全の面から?防災まちづくり?が進められている街の現状を観察する。
<参考書>
饗庭伸ほか著『初めて学ぶ都市計画 第二版』市ヶ谷出版社 本体3,000円+税
各回テーマ
(1) 市街地の姿と社会状況の変化
(2) 成り立ちからみた市街地の特性
(3) 市街地特性をつくるもの
(4) 社会的ニーズに応えるまちづくり
講師紹介
専攻:住宅政策?地域マネジメント?まちづくり
研究テーマは、日本とフランスの住宅政策をやっていましたが、最近はより身近で具体的なものにシフトして、住環境マネジメントなどに目を向けています。
日本女子大学住居学科卒業、東京大学大学院工学研究科都市工学専攻 博士(工学)
所属学会:日本建築学会、都市住宅学会、日本都市計画学会